現地入りした本誌記者の撮影。警察との衝突が起きている。
香港では、活動家が次々と警察に拘束される中、31日に予定されていた大規模デモが中止となった。本誌記者が現地から、当日発生した「自然発生的な」デモの様子を伝えている。
— ザ・リバティWeb (@thelibertyweb) 2019年8月31日
— ザ・リバティWeb (@thelibertyweb) 2019年8月31日
現地入りしている幸福実現党の釈量子党首によれば、傘や水のバケツリレーが発生。催涙弾を投げられたときに洗い流すための水を前線に送っている。
太古広場(パシフィックプレイス)で、バケツリレーで前線に傘、水を送っています。催涙弾でやられた時に洗い流す水です。 pic.twitter.com/D3WQXs8asT
— 釈 量子 (@shakuryoko) 2019年8月31日
金鐘と湾仔の間では夜になり、警察と活動家の衝突も起きている。
金鐘と湾仔の間のいま。日本から来たザ・リバティ記者の撮影です。 pic.twitter.com/ZhuZvLaN65
— 釈 量子 (@shakuryoko) 2019年8月31日
宗教が香港の自由の砦
釈氏は31日の日中に行われた宗教集会に参加。ここでは、賛美歌が歌われたり、香港で拘束されている人々への祈りが捧げられた。
香港です。灣仔修頓球場で、讃美歌「Sing Hallelujah」の合唱が呼びかけられていて、続々と市民が集まってきています。 pic.twitter.com/c7NHbych1F
— 釈 量子 (@shakuryoko) 2019年8月31日
香港での自由を求める活動家の中で、大きな役割を持つのがキリスト教徒だ。6月19日付ニューヨーク・タイムズ紙電子版では、抗議活動に参加する宗教家や信仰者の姿を取り上げ、活動家に対して「宗教集会については、警察が解散させにくくなるため、賛美歌を歌うとよい」とアドバイスしたことを紹介している。
同紙の中では、18歳のキリスト教徒の活動家の「イエス・キリストがここにいたら、エアコンの効いた家の中にはいないことは確実です。街に出て、人々を助けていることでしょう」という言葉が紹介されている。
香港の自由の砦は今、宗教にある。人々の自由意志を奪い、政治的自由を奪うという暴挙を見て、神が黙っているわけがないという信念が、活動家を支えている。沈黙の続く日本だが、今こそ、「香港の自由を守る」という声を上げたいものだ。
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