宮城県鳴子温泉郷の風力開発に地元市長が「反対」表明 貴重な自然と"バッティング率"が高い風力、大量導入はやはり割に合わない

2022.12.02

鳴子温泉にある鳴子渓谷。

《ニュース》

宮城県における全国有数の温泉地・鳴子温泉郷での大規模な風力発電計画に対し、地元の大崎市長が「反対」を表明しました。

《詳細》

同事業は、大崎市と栗原市にまたがる六角牧場に、最大200メートルの風車を17基建設するもの。別の事業者による計画と合わせると、同地域に最大110基以上の風車が建設される予定となっています。

これに対し地元からは、鳴子温泉の景観を損ねることや、市が力を入れて保護している渡り鳥の飛行ルートに重なっていること、建設に伴う森林伐採や防災への悪影響といったさまざまな観点から、反対の声が出ていました。

同計画について伊藤康志・大崎市長は1日、市議会全員協議会で「市として、このまま事業計画を進められることは容認できないことから、反対を表明する」と述べました。

伊藤市長は宮城県の村井嘉浩知事にも反対の意思を伝え、県としても反対を表明するよう要望書を提出する予定だといいます。

《どう見るか》

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タグ: 反対  風力発電  自然破壊  電力  リスク  宮城県  鳴子温泉  森林伐採 

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