2012年7月号記事

幸福実現党 はてな? VOICE [第7回]

幸福実現党 に対する素朴な疑問に、 立木秀学党首 が直接答えます。

立木秀学

(ついき・しゅうがく)

1971年、大阪府生まれ。東京大学法学部第3類(政治コース)を卒業後、宗教法人幸福の科学に入局。財務局長、専務理事などを歴任。2010年7月、幸福実現党党首に就任。

http://tsuiki-shugaku.hr-party.jp/

[今月の質問者] 岸田幹久さん (仮名)/42歳・男性/東京都/会社役員

Q.宗教政党として選挙を戦うのは不利ではないですか?

岸田(以下、岸) 実際のところ、政教分離を誤解して、「宗教団体は政治をやってはいけない」と思っている人はたくさんいますので、あくまでも「勝ち戦をする」という前提に立てば、宗教政党として選挙を戦うのは不利じゃないですか?

立木(以下、立) おっしゃることは理解します。ただ、そこにあえて挑戦しているところもあるんです。逆説的ですが、政治に宗教が欠落していることこそが日本が混迷している原因だと思います。国家の指針やビジョンを考えるに際しても、その根底には本来、宗教的なバックボーンが不可欠なはずです。

政策においても、票になるとかならないとか、そういう目先の人気取りに走るのではなく、今の日本にとって本当に必要なことを訴え、それが実行されるようにしなければならないと考えています。

なるほど。しかし、政党として存在している以上、票を獲得しなければ選挙に勝てず、議員も出ないという状態が続くのではありませんか?

確かに、投票していただけるだけの信用を獲得するには時間がかかることは承知しています。ただ逆に、時間を耐えれば、やがて有権者の皆様が我が党の正当性に気づいてくださる時が来ることも確信しています。

既に、政府の施策や世論の動向が、これまで我が党が訴えてきたオピニオンや政策に沿う方向に一部変わってきているところを見れば、社会に対して一定の影響を与える存在にはなっています。次は、それを確実に票に変えていくところまで持っていきたいと思います。

そうですか。ただ、日本に宗教が必要と言うのであれば、むしろ政治には手を出さずに、宗教としての布教活動に専念したほうが結果としては早くなるのではないですか?

もちろん、布教活動は、宗教の方で活発に行っています。しかし、隣国の脅威が切迫している情勢においては、早くから政党として具体的な提言を行い、世に影響を与えていかなければ、いざという時に間に合いません。しかも、ある調査によれば、「もし他国に侵略されたらどうするか」と聞かれて、日本以外の国では多くの人が「国を守るために戦う」と答えるのに、日本では「逃げる」と答える人が突出して多いと言われています。

本当に侵略されたら、国を守るには「命懸け」になる部分がどうしても必要です。この世での生存だけに最高の価値を置き、個人の損得だけを考えていては国を守ることはできません。「命懸け」の意義や尊さを教えることのできる宗教が浸透してこそ、そしてそうした認識をベースにした宗教政党が世に受け入れられてこそ、本当に国を守ることができるのだと思います。

幸福実現党さんは政策はしっかりされているのですから、あとは「勝ち戦」ができるだけの方法論を持つことなのだろうと思います。

ありがとうございます。映画「 ファイナル・ジャッジメント 」の広がりもそのひとつになるかと思います。立党から3年、初心を貫いて、引き続き粘り強く戦ってまいります。