Photograph by Juan Carrera

2019年12月号記事

Special Interview

竹内久顕 Hisaaki Takeuchi

映画「世界から希望が消えたなら。」秘話

中年期の危機からの復活

竹内 久顕

profile

(たけうち・ひさあき)1978年、東京都生まれ。2001年に幸福の科学に奉職。現在は、メディア文化事業局担当理事(兼)アリ・プロダクション(株)芸能統括専務取締役。2018年公開のアニメ映画「宇宙の法-黎明編-」(日活)でプロデューサーを務める。19年10月18日公開の映画「世界から希望が消えたなら。」(日活)では、総合プロデューサーと主演を務め、主題歌も担当した。CKF国際映画祭2019 8月度最優秀海外主演男優賞、ザ・サウス映画芸術祭2019 8月度長編部門名誉主演男優賞を受賞。

日本と北米で公開中の映画「世界から希望が消えたなら。」。国際映画祭で数多くの賞を受賞している本作の魅力について、総合プロデューサーと主演を務めた竹内久顕さんに話を聞いた。

──映画では、病気や家庭問題などがリアルに描かれていました。

竹内久顕(以下、竹): 誰もが人生の途上で経験し、乗り越えられないことが多いもののひとつに、「中年期の危機」があると思います。20~30代は、感性ゆえに恋で悩んだり、仕事で悩んだりすることが多いのですが、30代後半から40歳、50歳になると、まったく異なる危機がやってきます。

経営者であれば倒産を経験したり、仕事で左遷や失業を経験したり、離婚などで家族との別れを経験する方もいます。映画の主人公・御祖真のように、大きな病気をする方もいるでしょう。若い頃と違って責任が重くなっているので、たとえば病気になって職場から離れなくてはならない時に感じる不安というのは、その状況にある人にしか分からないものだと思います。

次ページからのポイント

病気や挫折を乗り越えるために必要な心掛けとは

現代の働く「ヒーロー像」とは

国籍を超えて多くの人々が感動する理由とは