噴火の可能性が指摘される富士山(画像は ume-y / flickr )

相次ぐ震災に、地方自治体は危機感を募らせている。

山梨県は富士山の突発的な噴火の際に、登山者や観光客などが取るべき避難行動を示した「富士山噴火時避難ルートマップ」を初めて作成し、11日、県のホームページで公表した。

このマップは、昨年9月の御嶽山の噴火を受けて作成されたものだ。マップでは、過去の富士山の代表的な噴火パターンを分析し、4つの避難パターンを想定。被害が予想される地域から一刻も早く避難することを目的としている。

マップの公表と時を同じくして、気象庁は、群馬県と長野県の県境に位置する浅間山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。理由は、浅間山の火口直下を震源とする微小な地震が増加しているからだという。

口永良部島の噴火や小笠原沖地震など、最近、日本列島の各地で噴火や地震が頻発し、首都直下型地震や富士山噴火などを心配する声も多い。また、地震や噴火の予知精度は上がっているが、それでも完全に予知することは現代の科学では難しい。

相次ぐ自然災害の原因とは?

相次ぐ自然災害の背景には何があるのか。

大川隆法・幸福の科学総裁は6月2日、口永良部島の噴火や小笠原沖地震の原因を霊的に調査した。その結果、それぞれの災害を起こした霊存在がいたことが判明した。この霊査の詳細は、大川総裁の近著『大地震予兆リーディング』に所収されている(文末の参考書籍を参照)。

口永良部島の噴火を起こした霊存在は、「『国家緊急権が発動できるような体制を常時、持たねばならん』という危機意識を、今、持たそうとしてるわけだよ」と国防意識が希薄な日本人に警鐘を鳴らす目的があったことを明かした。

一方、小笠原沖地震を起こした霊存在は、「人間の持っている基本的人権のレベル内で、『神の言葉』を扱おうとしているということに対する不快感は、とても大きいものがあります」と、信仰を軽んじるマスコミ勢力の増大に不快感を示し、さらなる天変地異の可能性を示唆した。

信仰薄き政権下で災害が頻発

儒教の思想には、国の政治が乱れたり、神仏に対する信仰を失っている時代には、災害を起こして、人々に天からの警告を与えるという災異説がある。過去にさかのぼると、反日的な思想を持ち、先の大戦を侵略とする談話を出した村山富市政権や、中国に軍拡を許すなど国難を招いた菅直人政権など、左翼政権下で、阪神淡路大震災や東日本大震災が起きたのは偶然ではない。

富士山はいつ噴火してもおかしくないと指摘される中、さらなる天変地異を防ぐには、今示されている神の警告を受け止め、失われた信仰心を取り戻し、信仰が尊ばれる国造りが急務だ。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『大震災予兆リーディング』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1487

幸福の科学出版 『阿蘇山噴火リーディング』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1368

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