物が溢れる現代は、進化した時代だと考える人は多い。だが、文明の進化度は、「物質的な発達度」と、「人々の精神性」の両面で判断すべきものだろう。その観点から見ると、現代人の精神性は物が発達するペースに遅れを取っている。現代人は唯物的に考えて、目に見えないものを信じられなくなっているからだ。

そんな中、現実主義者で死後の世界を信じていなかったが、臨死体験を通じて死後の世界を確信するようになった医者がいる。ハーバード大学医学大学院で25年もの経歴を持つ脳神経外科医のエベン・アレクサンダー氏だ。