UFOや地球外生命体を取り上げるニュースが世界的に増えている。UFO現象を調査する、チリの政府機関である異常航空現象研究委員会(CEFAA)がこのほど、2013年に目撃されたUFOについて、「気象現象ではない」「人間のつくったものではない」と結論した。これは暗に「地球外生命体の仕業」ということではないかとUFO研究家から注目されている。

700年前の聖書にスター・ウォーズのヨーダにそっくりの絵

UFO目撃に限らず、今年は宇宙人の登場する映画やドラマが多い。

新シリーズが発表された「スター・ウォーズ」は、新作の公開が12月であるにもかかわらず、このほど予告映像第2段が発表され、5月4日の「スター・ウォーズの日」にかけて、日本でも様々なイベントが予定されている。

同作の主要登場人物である「ヨーダ」そっくりの「何か」が、700年前に書かれた旧約聖書に描かれているということもニュースになる過熱ぶりだ。これは、肌が緑色で横に大きく伸びる耳を持つ、宇宙人にしか見えない絵が、旧約聖書に描かれていたという点でも興味深い。ちなみに、該当箇所はサムスンの物語が書かれているページだが、該当する人物は物語の中には登場しない。

NHKドラマ「念力家族」では女の子が宇宙人を呼ぶ

NHKも不思議なドラマを始めた。毎週月曜に10分間放送されるドラマ「念力家族」には、小学生の女の子が呪文で宇宙人に呼びかけると、様々な星から宇宙人がお茶にやってくるというエピソードがある。登場する宇宙人は、なぜか皆、グレーのスーツを着たサラリーマン姿だ。

映画「UFO学園の秘密」の予告編も公開

また、今年は、日本発の宇宙人映画もある。10月に全国公開される長編アニメーション映画「UFO学園の秘密」(製作総指揮・大川隆法 幸福の科学出版作品)だ。

全寮制の進学校で、「ある場所に行った生徒の頭がよくなる」という事件が多発し、その解明に動いた主人公たちが宇宙人にまつわる大きな事件に巻き込まれていく、というストーリーで、予告編も公開されている(URL: http://hspicturesstudio.jp/laws-of-universe-0/ )。

幸福の科学出版が2012年に製作した長編アニメ「神秘の法」でも宇宙人が登場した。米映画評論サイトがアメリカでの試写会の様子を、「スピリチュアルな要素と宇宙から捉えた観点が新鮮に感じられたようだ」と評した。同作は米ヒューストン国際映画祭でグランプリに次ぐ「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞している。

今年はますます宇宙人の話題が盛り上がりそうだ。

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2015年1月3日付本欄 2015年は映画の年 スター・ウォーズなど宇宙モノに注目

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2013年7月号記事 映画「神秘の法」米ヒューストン国際映画祭で受賞

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