東大でも教えない本当の「政治学」 - 「父が息子に語る政治学入門」 - 大川隆法総裁 法話レポート
2015.03.28
2015年5月号記事
法話抜粋レポート
東大でも教えない本当の「政治学」
「父が息子に語る政治学入門」
2015年3月13日 幸福の科学総合本部
ニュースで政治の話に毎日触れていても、「政治学」というとイメージできない人は多いはず。
大川総裁は、三男である大川裕太・副理事(兼)総裁室部長(兼)政務本部活動推進参謀(東京大学文科1類・法学部在学中)と、「政治学の本来の姿」について対談した。
POINT1
政治学は「権力の正統性」を説明するもの
実際の政治を、「既存の政治学」に基づいて行った代表例が、菅直人・元首相だ。当時、所信表明演説で、東大の政治学者・松下圭一氏の著書で学んだ「市民参加の政治」を自分の原点だと訴えた。しかし原発問題などへの対応を見る限り、肝心の政策判断能力は不十分だった。
鳩山由紀夫・元首相も、同じく「市民参加」的な発想で「地方主権」を重視した。普天間基地の移設先についても、沖縄県民を喜ばせようと「最低でも県外」と発言し、国防の機軸・日米同盟に亀裂を入れた。
このように、「みんなで政治をする」という権力の分散ばかりに焦点を当てる政治学は、外交など、高度な見識や全体観が要る判断には役立たない。
大川総裁は、国家統治のためには権力がピラミッド状にならざるを得ないという現実を指摘。その上で、「(権力の)正統性はいったい何に基づくのかを説明するのが、実は政治学」と解説した。
POINT2
「嫉妬心の集合」は政治の正義ではない
「既存の政治学」の中では、「格差是正」や「富の再配分」が正義とされることが多い。しかし富は、努力と社会貢献への正当な報酬だ。大川総裁は、「『嫉妬心の集合が正義』という考え方は、残念ながら悪魔の牛耳る世界にもなりかねない」と、行き過ぎた平等主義に警鐘を鳴らした。
POINT3
衆愚制を防ぐには宗教が必要
裕太副理事は、「神の意志というところが抜けている政治学は、永田町のお金の政治、あるいは自分たちのことしか考えないような政治になっていく」とも指摘。
過度の金権政治や、マスコミの堕落により生まれる「衆愚制」を克服するには、宗教的価値観が必要だと述べた。
他にもこんなポイントが語られた
- ロッキード事件をどう見るか
- 政治資金への考え方
- バブル崩壊の根本原因
- 若者への期待
ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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