ニュージーランド最大の発行部数を誇るニュージーランド・ヘラルド紙に「エイリアンはアメリカ人がお好き」という興味深い記事が掲載されている。記事では、エイリアン飛来やアブダクションの多くがアメリカ発だが、どうして我がニュージーランドでは起きないのだという不満を表明している。少々、冗談交じりの記事の内容を紹介してみよう。

まずは「アメリカに住んでいないことの決定的なデメリットは、エイリアン飛来とアブダクションがほとんどないということだ」「なぜ、エイリアンは北米大陸を選ぶのか。彼らはよい研究材料なのだろうか」「エイリアンのえこひいきはアンフェアだ」「なぜスリルを味わう期待を否定されなければならないのか」など"恨み節"が延々と続く。

しかし、「ニュージーランド人は、優れた愛国心と高い教養でもって、バランスのとれた世間知と意見とスキルを提供できる」「多様な民族の混血なので、遺伝子の研究にとっても理想的な研究材料だ」などと売り込みもかけている。

また、記事では、UFO懐疑論者までもが状況をうまく利用していると主張している。否定するためにもUFO事件は必要だからだ。アメリカの3分の1がUFOを信じているのも、その根源は1947年のロズウェル事件であるとし、ニュージーランドにも"我々自身のロズウェル"が必要であり、そのプロジェクトを立ち上げるべきだと結んでいる。

全体からは、本当にUFOやアブダクション全般を信じているかどうかは怪しい印象で、ただ、UFO関連は大きな産業・カルチャーになりうるという認識のようにもとれる。

しかし、アメリカのUFO事情が真実なら冗談ではすまされない。『アトランティス文明の真相』(大川隆法・著 幸福の科学出版)では、そのものズバリが指摘されている。

宇宙人が地球人をアブダクションしているのは真実であり、国民がパニックを起こさないよう、段階を追って情報を開示しているということ、見返りにアメリカは宇宙人から技術供与を受けており、軍事的優位を失わないためにも秘密にしているということ、などである。

UFOの背後には惑星間レベルの機密が潜んでいる。決して冗談やカルチャーレベルではなく、新しい時代を拓く覚悟や本気の研究が必要なのだ。しかし、日本人にとって、まず着目すべきは、こういう記事が新聞に出るということだ。(純)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『アトランティス文明の真相』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=33

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2013年10月号記事 そもそモグラの宇宙人入門 - 世界の常識に日本は遅れるな!

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