2015年4月の開学に向けて、設置認可申請を行っていた幸福の科学大学に対して、下村博文・文部科学大臣は「不認可」を言い渡した。以前本欄で、幸福の科学学園宗教教育担当の竜の口法子氏の手記を掲載したが、今回は同学園の関西校の教員と那須本校の生徒たちの手記を紹介する。

関西校教員の手記「子供の未来を守れ」

私の教え子たちの志望大学が幻のごとく消えてしまいました。必死の受験勉強をし、入学を夢見ていた大学でした。失望の涙に濡れる子供たちの悲しみは深いです。しかし、教員の私にはなす術がありません。開学を疑わなかった大学でしたが、先月末、文部科学省から突然の「不認可」を言い渡されたのです。

「幸福の科学大学に入学し、大学で学んだことを生かして、将来は多くの人を幸せにしたい」と、純粋に夢を語る子供たち。こうした夢は脆くも崩れ去りました。健気に努力し続けてきた子供たちに罪はありません。文科省の方々には、子供たちは、未来の日本、世界を支える大切な宝物だということを理解していただきたいです。また、教育機関には、国家有為の人材を育てる使命があることをどうか知ってください。  (幸福の科学学園関西校 教員)

那須本校生徒たちの声「幸福の科学大学不認可を受けての思い」

「経済的にそれほど余裕のある家庭ではありませんが、必ず幸福の科学大学に入学し、立派になって卒業したいと決意していました。それだけに、『不認可』という一言は、人生を大きく変えられてしまうほどの重さがありました」  高校2年 女子

「幸福の科学大学の『不認可』は思いもよらない知らせでした。幸福の科学大学に入学する予定だったので、すごく悔しく思っています」  高校3年 女子

「私の信じている教えが学問として認められなかったことは、信仰心を持つ者としてとてもショックを受ける出来事で、精神的に傷つきました」  高校3年 女子

「宗教系の学校は日本中に存在しているのに、幸福の科学大学のみが認可されないのはおかしいと思います」  高校2年 男子

文科省は認可申請のプロセスで幸福の科学大学側に不正な行為があり、圧力を受けたと言っているが、教員や生徒の声を聞くと、被害を受けたのは幸福の科学側であることは明らかだ。文科省にはこうした被害者の声は届いていないのか。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『子供たちの夢、母の願い』大川咲也加著

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幸福の科学出版 『僕らの宗教、僕らの大学 (上)』大川真輝著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1338

幸福の科学出版 『僕らの宗教、僕らの大学 (下)』大川真輝著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1339

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2014年11月14日付本欄 【大学不認可問題】幸福の科学大学を志望していた高校生の涙

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