2015年1月号記事

公開霊言抜粋レポート

経営の神様が解説する資本主義精神の実践法

「松下幸之助『事業成功の秘訣』を語る」

11月7日 幸福の科学総合本部

消費増税による景気減退が顕著になりつつある日本経済。大川総裁は、日本に再び繁栄が実現することを願い、経営の神様である松下幸之助を招霊し、質疑応答形式で事業成功の秘訣を聞いた。

起業する精神が失われている

企業の発展に関する質問に対し、松下氏の霊は生前を振り返って、 「学者の言っていることで企業経営の参考になることはまったくなかった 」と断言。実地の経験で培う智恵の重要さを挙げ、インテリが事業経営に向かない理由を詳述した。

逆に、企業を発展させるには、セクショナリズムの解消が必要だと指摘。経営マインドを末端まで浸透させる智恵や、それが出来ている企業の特徴などについて具体例を交えて解説した。

また、インターネットによる無店舗販売が広がっている現状に対して、まだ十分に知られていない危険性について触れた。

続いて、企業内起業家になるにはどうすればよいかという質問について「 理論的に考えすぎたら、あかんと思う 」と回答。経営のコツを会得するために、自分が任されている持ち場で実践すべきポイントを伝授。接客や販売の仕事を例に取りながら、企業内起業家のあり方を分かりやすく示した。

最後は、起業のタイミングに関する質問。松下氏の霊は、この20年余りのデフレ期を経て、日本から「 起業する精神、資本主義の精神が失われたのではないか 」と危惧。政府は左翼系言論と戦っているつもりが、実際は護送船団方式の経営管理をやろうとしていると問題視した。

資本主義の精神の大切さとそれを磨く方法にも言及した松下氏の霊は、最後に本霊言セミナーを企業向けに開催した場合の値段を自ら設定。商売の秘訣を示してみせた。 実践知に満ちた事業成功の秘訣を学べる内容となった。