大川隆法総裁がドラッカー経営学の「急所」を解説【幸福の科学「大学シリーズ」】

大川隆法総裁がドラッカー経営学の「急所」を解説【幸福の科学「大学シリーズ」】

 

大川隆法総裁 御法話レポート

 

大川隆法流
「勝つべくして勝つ」ドラッカー経営学

「イノベーション経営の秘訣 ドラッカー経営学の急所」

2014年9月4日収録

 

 

 幸福の科学グループはわずか20数年で、全世界100カ国以上に信者を持つ宗教組織を創った。また、政治・教育・メディアなど、様々な分野に事業展開を続けている。この大事業を率いてきた大川隆法総裁は、宗教家でありながら、一流の経営者でもある。そんな大川総裁が提唱しているのが、「経営成功学」だ。そこには様々な内容が含まるが、特に見逃せないのが、大川総裁が事業拡大の中で使い込んだ、「ドラッカー経営学」のエッセンス。ピーター・ドラッカーと言えば、20世紀最大の経営学者であり、「マネジメントの父」だ。大川総裁はその理論の「急所」を、具体的な例を交えて解説した。

 

 

ドラッカー経営は「ヒトラーの失敗」がヒント

 大川総裁はまず、ドラッカー経営学が生まれた時代背景について触れた。

 

 ドラッカーは経営学を研究する以前に、「全体主義」「ファシズム」を研究していた。ナチスが台頭するより前にその危険性を見抜き、『「経済人」の終わり』という本で警鐘を鳴らす。その後、ナチスの迫害から逃れてアメリカに渡り、「企業を繁栄させて、独裁国家が生まれるのを防ぐ」という動機で、経営学を構築した。これはドラッカー本人も述べていることだ。

 

 それに加えて大川総裁は、ドラッカー経営学とヒトラーの台頭の関連について、新たな見方を提示した。

 

「『秀才程度なら手に入るが、天才はそんなに手に入らない。天才がいたら、それに困ることはないが、いたら、いたなりに、その天才に限界がきたとき、組織の運営が崩壊する』ということを、彼は見抜いていたと思うのです」

 

 ヒトラーは軍事的天才として、ナチスドイツ軍の勢力を伸ばした。しかし、戦線が広がれば、どこかで目が行き届かなくなる。その時、天才に頼る組織は崩壊し、ドイツは敗れた。ドラッカーの発想の源には、こうしたナチスの経営的破綻への洞察があった可能性が高い。大川総裁は、天才に頼った組織の限界について、ナポレオンや織田信長なども取り上げて解説した。

 

 

「天才」よりも「兵法」で勝つ

 そうした背景を持つドラッカー経営学の特徴は、「組織としての体制をつくり、教育・訓練していく」というもの。経営の勝敗を、トップの勘や才能に頼るのは危ない。仕事の仕方を固めて、他の人に学ばせることで、経営担当者を養成する必要がある。その意味で、ドラッカーの経営学自体も、天才でなくても学習によって優れた経営を行うための「兵法書」だ。

 

 大川総裁は、こうした天才に頼らず組織と教育によって戦う考え方を、「一言で言えば、『勝つべくして勝て』」と述べる。例として、幸福の科学の教団組織や秘書部門を構築した経緯について語った。また、組織構築の一貫として「経営担当チーム」をつくる方法や、人に経営を任せる際の心構えなどについても触れた。

 

 また大川総裁は、ドラッカーがマネジメントの2つの機能として挙げていた「イノベーション」や「マーケティング」についても、具体的に解説。

 

 イノベーションに関しては、「『何か新しいものをつくることだ』と考えがちだが、そうではない。体系的廃棄である」という有名な考え方を紹介。変化の激しい時代、経営者は常に「新しいやり方」を考えなければならない。しかし人間は、年をとるほど過去の成功体験が忘れられず、考え方を変えられなくなる。その下にいる人たちも、上の真似をするので、組織はますます変われない。そのため、今までの方法を思い切って「捨てる」という発想を持たなければ、前には進まない。

 

 また大川総裁は、イノベーションのもう一つの方法として、「異質なものの結合」という観点も挙げ、そのために経営担当者が行うべき勉強・研究の指針も提示。幸福の科学が経てきた数々の「体系的廃棄」や、「異質なものの結合」の例も紹介した。

 

 マーケティングについては、「顧客の創造が事業の目的」という、つい見落としがちな視点を紹介。あくまで成果は外にあり、内部管理ばかり行う経営の無意味さに釘をさした。

 

 学術界ではドラッカーを高く評価しない人もいる。それは、過去の研究成果を引用しながら自分の理論を構築していく科学的な手順を踏んでおらず、"学問的"ではないという理由からだ。

 しかしその理論は、マーケットにおいて現在進行形で事業を行う数々の企業を研究し、その成功・失敗の原因の本質を洞察した知的結晶物といえるものだ。何より、多くの経営者がドラッカーの経営学を用いて、実際に大企業を生んでいる。

 大川総裁は、机上の空論ではないドラッカーの「勝つべくして勝つ」理論を、実際に使いこなした上で、そのエッセンスを「経営成功学」の形にして抽出している。成功を目指さない「兵法」などありえない。この「経営成功学」は、「現代の兵法」として多くの経営者や経営者を目指す若者の指針になるだろう。

 

 

本法話では他にも、以下のような点について触れられている。

  • 一倉定の経営学との違い。
  • 「ドイツ参謀本部」と、ドラッカー理論の共通点。
  • 「自分の強み」を知ることの重要性。
  • イノベーションを組織に浸透させる方法。
  • 新宗教が繰り広げる、競争と淘汰。
  • 事業を拡大する中で、外してはいけない軸。
  • 知識を「経営資源」として生かすための方法。
  • 自分の「時間価値」を上げるための方法。
  • ドラッカーの「社会生態学者」という自称の意味。
  • 「未来」を見抜くために、どうすればいいか。
  • 価値の高い情報を選択する尺度とは何か。

 

 

【関連記事】

2014年11月号記事 幸福の科学大学 待望論

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8464

 

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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タグ: 大川隆法  法話  ドラッカー  イノベーション  経営  勝つべくして勝つ  経営学  兵法  

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