元祖・経営コンサルタントの一倉定から学ぶ「経営成功学」【幸福の科学「大学シリーズ」】

元祖・経営コンサルタントの一倉定から学ぶ「経営成功学」【幸福の科学「大学シリーズ」】

 

大川隆法総裁 御法話レポート

 

社長に一喝する「経営成功学」
赤字・零細企業は何をすべきか

「危機突破の社長学 一倉定の『厳しさの経営学』入門」

2014年9月3日収録

 

 

 2015年に開学を目指す幸福の科学大学(仮称・設置認可申請中)の創立者、大川隆法・幸福の科学総裁は、経営を成功に導く「経営成功学」の必要性を説いている。その「経営成功」という言葉には、倒産寸前の中小企業や零細企業を復活させ、家族や社員を路頭に迷わせないための「危機突破」も含まれる。そこで大川総裁は、5千社もの会社を再建させてきた元祖・経営コンサルタント、一倉定氏の経営学から、企業再生のポイントを語った。

 

 

ポストが赤いのも社長の責任

 一倉定氏は、いわゆる「経営コンサルタント」という仕事を発明したと言われている。様々な企業で活躍した後、独自の経営理論で社長たちを指導。倒産間際の中小企業を中心に、5千件近くを再建させた。この危機突破の方法が、一般に「一倉経営学」と呼ばれる。一倉氏は空理空論を嫌い、その指導内容は、実践的で具体的。そして、とにかく厳しかった。

 

 一倉氏は、社長を容赦なく叱りつけ、経営セミナーでは受講者にチョークを投げつけ、顔をひっぱたくこともあったという。その厳しさの中に慈悲を感じ取ってか、指導を受けた社長たちからは厚い信頼を寄せ、「社長の教祖」と仰がれた。大川総裁はまず、周りがイエスマンばかりになってしまう社長を代わりに叱るのが、経営コンサルタントの仕事だと語る。

 

 そんな一倉氏が強調していたのが、経営に対する社長一人の責任だ。社長の意識改革が企業再生の最重要課題として、「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」という有名な言葉を残した。

 

 

「穴熊社長」が会社を潰す

 多くの社長は、会社が赤字になっても、景気のせいや、社員が怠けているせいだと考える。そのため、ピンボケした対策を打ってしまう。

 

 しかし大川総裁は、「『傾いている赤字会社、あるいは倒産寸前の会社の場合は、まずはお客様のところを回りなさい』というのが、一倉さんの経営理論です」と述べた。外に出てお客様の話を聞けば、「なぜ自社の製品やサービスが利用されないのか」という耳に痛い話や、社員の態度への不満など、普段は聞くことのできない情報が入ってくる。そこにこそ、赤字の理由が隠されている。

 

 一倉氏は、現場に足を運ばず、社長室にこもってばかりいる社長を「穴熊社長」と呼んだ。これが、会社を潰す理由だという。

 

 大川総裁は、「アサヒスーパードライ」を売り出し、当時業界首位を走っていたキリンビールを追い抜いたアサヒビールの例などを挙げ、顧客回りの重要性を具体的に説明した。

 

 

経費節減よりも、よいものを売れ

 大川総裁は、こうした「穴熊社長」がやりがちな失敗を様々に指摘。

「売上を上げて、経費を落とせば、明らかに効果は出ますが、長い目で見たときには、『経費節減だけをずっとやり続けると、悪いものが出始めるので、客が離れていく』ということが起きてくるわけです」と語った。経営危機にある企業においても大事なのは、「よいものを適正な値段で、きちんと売ること」だという。

 

 中でも大川総裁は、JALの再建を行っている経営者・稲盛和夫氏の「売り上げを最大化し、経費を最小化すれば、利益が最大になる」という考え方の盲点を挙げる。日本の政府専用機整備は2019年から、JALからANAに変わるが、その背景には、経費削減による安全管理の不備への危惧があるのでは、と述べた。

 

「よいものを売る」ということに関連して、大川総裁は群馬県にあるJR横川駅で釜飯を売っていた弁当屋を例に挙げた。横川駅は、長野新幹線開通前に、東京から長野に向かう電車が必ず止まっていた駅。その弁当屋は、電車が来るたびに炊き立ての釜飯を用意し、電車が出発しても、見えなくなるまでお辞儀をしていた。この心のこもったサービスを、一倉氏も評価していたという。

 

 その後、長野新幹線が開通し、横川駅の利用者が激減した。しかしこの弁当屋は、今も客に愛され、営業を続けているという。やはり、心を込めたサービスは強い。

 

 大川総裁は、そうした中で必要とされる「顧客第一主義」の難しさについても、「自社の都合の押し付け」にすり替わることが多く、ホテルや旅館のサービスを取り上げながら解説した。大川総裁自身の経営の実践よって磨かれた智慧が紹介されている。

 

 やはり、社長が外に出てお客様の声を聞き、自分たちの商品やサービスが、本当にお客様のためになっているかを知ることが不可欠だと分かる。

 

 この観点で名付けられた「経営成功学」は、経営を甘く見るのではなく、社長が全ての責任を負って危機を切り抜けるための、厳しい「一喝」を含むものだ。全国7割の企業が赤字で、法人税も払えていないという状況にあって、「経営学」に今まさに求められている内容と言える。

 

 こうした「危機突破」の観点が入っていることは、幸福の科学大学に開設予定の「経営成功学部」が、決して「経営は簡単なものだ」という発想に基づくものではないことを示している。経営に成功するためには、学びと実践の両方が不可欠であり、逆境や危機の中で智慧を磨くことを重視した経営学と言える。

 

 

本法話では他にも、以下のような点について触れられている。

  • 幸福の科学と、一倉定氏の意外な関係。
  • 部下が社長に「諫言」できる文化の大切さ。
  • 短期間で成果を上げようとするアメリカ流経営の問題点。
  • ドラッカー流の"性善説"経営が通用しない場合。
  • トップが現場を回る際の注意点。
  • スターバックスの成功を、「一倉経営学」的に見ると。
  • 書類業務や内部管理の問題点。
  • コンピューター導入の危険性。
  • 「ワンマン経営」の大切さ。
  • トップが「研究開発」を指揮することの大切さ。

 

 

【関連記事】

2014年11月号記事 幸福の科学大学 待望論

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8464

 

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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タグ: 大川隆法  法話  一倉定  社長学  危機突破  経営コンサルタント  穴熊社長  経費削減  顧客第一主義  

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