2014年11月号記事

法話抜粋レポート

学びと実践で磨き上げる一倉定の社長学

「危機突破の社長学 一倉定の『厳しさの経営学』入門」

9月3日 幸福の科学教祖殿大悟館

経営には、様々な難所や倒産の危機が数多く存在し、そこで社長がいかなる判断を下すかが明暗を分ける。大川総裁は、経営危機に陥った企業を立て直す観点から、「経営成功学」にある厳しさの側面を説いた。

コンサルタントは社長を叱る仕事

本法話に登場する一倉定氏は、経営コンサルタントの第一人者と呼ばれ、5千社を超える企業を指導して、その多くを経営危機から救い出した実績を持つ。

大川総裁はまず、 「経営コンサルタントとは何かといえば、『社長を叱る仕事』なのです」「『人に怒られることがなく、すぐ周りにイエスマンができる』というのが社長業なのです」 と述べ、プライドの高い社長を叱り、赤字企業を黒字にすることは値段の付かない仕事だと断言した。

責任はすべて社長にある

一倉氏は中小企業を中心に指導したが、大川総裁は、倒産間際の状態は大企業もほぼ共通しているとし、 「倒産の原因の一つとしては“穴熊社長"で、全然現場を見ていない人がいます」 と指摘。

売れなくなった理由はすべてお客様が知っているので、業績悪化の折には、社長は顧客回りをする必要がある。しかし、内部管理を社長の仕事だと勘違いしていると、部下からの報告だけを信用して社長室に籠り、本当の原因に気づかないことが多いと警鐘を鳴らした。

また、「顧客第一主義」も、ともすれば自社の都合の“押し付け"になることが多いため、市場に厳しいサービス合戦があるのは良いことだと述べた。

大川総裁は終始、企業を立て直すには、社長の意識改革が不可欠であり、社長に全責任がかかっていることを強調した。

危機突破の経営には、勉強と実践によって鍛え抜かれた厳しさがあることを学べる法話だ。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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