17日付各紙朝刊から、注目記事を拾い読み。

両陛下来年4月にもパラオご訪問(各紙)

菅義偉官房長官は16日の記者会見で、戦後70年を迎える来年4月以降に、天皇、皇后両陛下が第二次大戦の激戦の地となったパラオを慰霊のためにご訪問できるように、関係省庁に調整を指示していることを明らかにした。

⇒大川隆法・幸福の科学総裁は2010年4月に、連合艦隊司令長官の山本五十六の霊を招霊したが、敵の戦闘機に撃墜されたままの意識だった。先の戦争で亡くなり、まだ戦地で迷っている霊も多いと考えられる。戦後70年を節目として、国のために戦った先人たちに敬意を払い、日本は自虐史観から抜け出さなければならない。それが、戦地で迷っている霊への導きにもなるはずだ。

対中投資 8月14%減(朝日新聞)

中国総務省は16日、8月単月の国外からの対中投資額が前年同月比の14%減になると発表した。2ヶ月連続で10%以上の減少を記録したのは、5年3ヶ月ぶりになる。

⇒独占禁止法違反を理由に、日本やアメリカの自動車メーカーなど、外国企業に対して罰金を科す「外資たたき」の影響だと考えられる。中国は独占禁止法違反の監視を強化している理由について「消費者の利益を守るため」としているが、消費者のことを考えるならば、市場を自由化し、企業間競争を進める必要がある。

核燃料サイクル 国の関与強化へ(各紙)

経済産業省の原子力小委員会の会合で16日、使用済み核燃料の再利用を行う「核燃料サイクル事業」に関して、その事業を担う日本原燃の経営体制を見直すなど、国の関与の強化を求める意見が相次いだ。トラブルやコスト問題で滞りがちだった核燃料サイクル事業を継続する意志を示した形。

⇒使用済み核燃料の再処理工場が完成すると、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出して再利用可能となるだけでなく、最終的な廃棄物の体積も7分の1となる。エネルギー自給率が4%の日本にとって、エネルギー安全保障上、原発も核燃料サイクルも必要だ。

野口聡一さん、アジア人初宇宙飛行士団体のリーダーへ(朝日新聞)

宇宙探検家協会は15日、新会長に野口聡一さんを選出したと発表。同協会は1985年に設立され、生活を豊かにする宇宙科学の支援や、有人宇宙活動の国際協力などを目的としている。35カ国の宇宙人飛行士395人以上が加入しているが、アジア人の会長ははじめて。

⇒宇宙分野からの科学技術へのスピンオフは多く、未来産業を生み出す鍵になる。日本は宇宙分野でアメリカやロシアなどに遅れをとっているが、宇宙分野でのリーダー国となれるよう取り組むきっかけになることを望みたい。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『マッカーサー 戦後65年目の証言』 大川隆法著

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2014年8月20日付本欄 独禁法違反で日本企業12社に200億円の罰金 中国は法治か? 人治か?

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Web限定記事 参院選 原発は危ないんでしょう?(そもそも解説)

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