韓国で大ヒット中の映画「鳴梁(ミョンリャン)」に登場する、歴史上の人物の描き方をめぐって、子孫が名誉毀損で告訴する事態になっている。

同映画は、文禄・慶長の役(1592~98年)で、豊臣秀吉が派遣した日本の水軍を、李舜臣(イ・スンシン)将軍率いる朝鮮水軍が撃退したというストーリーを描いたもの。今月3日には、韓国で初めて観客動員数1700万人を突破し、大ヒットを飛ばしている。

しかし、問題になっているのは、李将軍に反旗をひるがえしたペ・ソル将軍が、仲間を扇動して舟を燃やすなど「悪者」として描かれた部分だ。