国内のデング熱患者が、東京を中心に増えている。感染拡大の場となった代々木公園は大部分が閉鎖され、駆除作業が行われた。しかしその矢先、他の場所からも感染者が出た。感染を抑制することはより困難になる。

デング熱は、発熱や頭痛、全身の筋肉痛や骨関節痛などの症状が出るが、重症化する可能性は低く、多くの場合1週間程度で回復する。最近海外で流行しているエボラ出血熱とは大きく異なるので、必要以上に恐怖をあおる風潮には注意が必要だ。

とはいえ、発症は避けたいもの。デング・ウイルスに感染しても、デング熱が発症する確率は10~50%だという。すなわち、発症には個人差があるということだが、その「発症率」を下げる方法は無いのだろうか。

大川隆法・幸福の科学総裁は著書『ザ・ヒーリングパワー』の中で、ウイルスに関して次のように述べている。

「(ウイルス感染による発病は)いちおう"集団憑依"なのです。ウイルスはものすごい数で来ます。数は、何百万匹いるか、何千万匹いるか分かりませんが、雲のようにドバッと来て、体のいろいろなところへ入り込んでくるわけです。(中略)『人にうつしたら治る』とよく言われているとおりで、他の人に移動したら治るのです。(中略)毎日、『金色の珠のような自己像の瞑想』をしていると、そういう悪質なウイルスなども、体から離れていくようになっていきます」

顕微鏡で観察されるウイルスにも、人間と同じく霊的な実体がある。物理的にウイルスが体内に入り込んだとしても、その霊的存在を跳ね返すことで、発症を避けられるということだ。

「金色の珠のような自己像の瞑想」とは、一種の自己暗示のこと。「自分の本質が霊体だ」ということを強く思い、「自分の霊体は、本来、神仏から頂いた尊い命であって、完全無欠な金の塊、金の珠なのだ」というイメージを持つことで、免疫力が高まり、さまざまな病気を癒すことにつながる。

本誌7月号では、こうした自己イメージや心を見つめ直すことで、花粉症からウイルス性の子宮がんまで、様々な病気が治った例を紹介している(関連書籍・記事参照)。

こうした治療法は世界中で提唱されている。アメリカのジョセフ・マーフィー博士などは、言葉による自己暗示で病気を治す方法を世界に紹介した。日本では江戸時代の臨済宗僧侶、白隠禅師が唱えた「軟酥(なんそ)の法」が知られている。頭の上に軟酥というバター状の丸薬を載せ、それが体中に浸み込んでくることをイメージする治療方法だ。

「ウイルス発症は霊の憑依現象であり、明るい自己暗示によって憑依・発症を防げる」という宗教的経験則を、医学的に裏付ける研究はまだ登場していない。しかし、「明るい自己イメージを描く」ことは、様々な病気を予防することにつながる上に、明るい人生が開けることにもつながる。試してみて、決して損は無い。(光)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『ザ・ヒーリングパワー 病気はこうして治る』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1224

幸福の科学出版 『ザ・リバティ 2014年7月号』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1170

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2014年7月号記事 病院やクスリが「病人を増やす」- 医療の「常識」逆転 前編

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2014年8月8日付本欄 エボラ出血熱の真相は、異常気象と同じ? 殺人ウィルスの拡大にWHOが「緊急事態」宣言

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8254