(1)F-16

(2)F-2A

(3)F-15J

(4)F-4EJ

(5)オスプレイの内部を見る見学者

(6)オスプレイを囲う見学者

(7)コックピットを撮影する見学者

(8)主翼を格納されたオスプレイ

(9)PAC-3

(10)輸送機「C130」からパラシュート降下する隊員

今月6日から7日の2日間にかけて、東京・福生市にある横田基地で、「日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)」が開催される。主要航空機の展示も兼ねており、関東地方で初となる「MV22-オスプレイ」の展示も行われた。筆者は、6日の祭りに参加した。

祭りは昨年、アメリカの財政難で延期となったため、2年ぶりの開催。2012年の開催では、2日間で約18万人が集まったというが、ディズニーランドの13年度の年間来場者数約3100万を、1日平均で割ると8万人であることを考えれば、横田人気はディズニー越えだ。実際、最寄り駅の牛浜駅から基地までは人であふれており、筆者も40分程度待って入場できた。

昼前に到着した筆者の眼前には、数百メートルの人の列が。何かと思い先頭まで行くと、これがオスプレイの中を見たい人たちの列だった。その列とは別に、オスプレイの周りも人だかりができるほど関心が高く、筆者は、オスプレイの内部見学を断念せざるを得なかった。

この他、輸送機「C130」2機から、パラシュート降下を実演する時間も取られ、輸送機から隊員が次々と降下すると、一斉に見学者のカメラのシャッター音が鳴り響いた。

帰宅途中、横田基地に反対する数人のグループが、反基地を訴えるビラをまいていたが、筆者が見る限り、受け取る人はいなかった。地元が開催を要望する友好祭の開催中は、反対派にとって最も肩身の狭い日かもしれない。

マスコミが報じるオスプレイの危険性とは裏腹に、オスプレイへの関心は絶大であった。オスプレイの配備を求める人たちの声も報道するフェアさを求めたい。(山本慧)

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