米カリフォルニア州の、今は使われていないアルカトラズ刑務所で今年4月、見学ツアー中の観光客が窓の写真を撮ったところ、若い女性の幽霊が写り込んだ。オーストラリアのとあるバーでは1月、誰もいない部屋のワインボトルがひとりでに落ちる様子を、監視カメラが捉えた――。

こうした不思議な現象の報告が相次ぐ中、NHKはドラマ「タイムスクープハンター」で、江戸時代のポルターガイスト現象の原因をイタズラと"証明"。また、生活情報番組「ためして、ガッテン」では、金縛りの原因を、脳の不調や病気のせいと結論した。他にも、超常現象はすべて科学で解明できたとする番組を放送しているが、解明されていない部分について言及せず、論理的に成り立っていないものが多い。

こうしたNHKの放送姿勢に"ご進講"すべく、大川隆法・幸福の科学総裁は、さまざまな超常現象の体験者をリーディングしている。その中で、特にポルターガイストや金縛りの体験者へのリーディングを収録したものが、2日から全国で発売される『幻解ファイル=限界ファウル 「それでも超常現象は存在する」』(大川隆法著)だ。

本書には第2部として、NHKプロデューサー・渡辺圭氏の守護霊が大川総裁のもとに現れた際の守護霊インタビューを収録。NHK「幻解!超常ファイル」のプロデューサーである渡辺氏守護霊は、幸福の科学からの度重なる“ご進講"に、抗議しに現れたようだった。

今回も、超常現象の驚くべき「正体」が収録されている。金縛りにあった際に空中に青い輪が見えた女性や、就寝中、窓に「ドーン」と何かが当たる音が聞こえたラップ現象、家族から「帰ってきたと思ったけれども姿が見えない」と、帰宅中に電話で連絡を受けるという不思議な体験など、さまざまなケースの裏にある霊的な原因が判明した。

大川総裁はあとがきで、「科学の先には『未知の世界』が広がっていることに気づいてほしい」と記している。金縛り、サイコキネシス、予知能力、妖精など、科学の先にある超常現象を、高度な霊能力で探究した興味深い一冊となっている。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『幻解ファイル=限界ファウル「それでも超常現象は存在する」』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1185

【関連記事】

2014年6月26日付本欄 芸能人は霊を見ている? ナビゲーターから「幻解!超常ファイル」はどう見える?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8065

2014年5月29日付本欄 神秘現象をリーディングで調査 超常現象には科学を超えた部分もある

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7924