2014年8月号記事

法話レポート

成功と失敗を通してミッション経営を目指せ

「経営が成功するコツ」

5月24日 幸福の科学教祖殿 大悟館

安倍内閣では法人減税の議論が活発化しているが、現在、日本の企業の約7割は赤字の状態にある。これは、大学で教えている経営学が、実際の経営において必ずしも役に立っていないことを意味している。

そうした現状を念頭に、大川総裁は、経営で成功するための智慧に溢れた法話を説いた。

価値の創造こそ経営の出発点

今の経営学は、すでに大きくなった企業の実績や経費、人員などの推移を数値的に分析したりしているが、それを学んで、実際に経営で成功するかどうかに責任を負っているとは言い難い。

大川総裁は、わらしべ長者の話を引用しつつ、 「経営の出発点は、本当は小さな商売に成功するあたりから始まります」 と指摘。一見、価値のないようなものに対し、他の人とは違う価値を付け加えることが経営の基本であることを示した。

たとえ、コピーを取ったり、お茶を出すような簡単に思える仕事であっても、他の人より付加価値を生み出すことは可能であり、そうしたセンスは業種が変わっても活かされる。

自分に任された仕事の中で、何らかの価値を生み、顧客からファンが付くようであれば、起業して成功する可能性があると言える。

さらに、大川総裁は起業家の条件として、 「アイデアをどれだけ出せるかが大事。寝ても覚めてもアイデアを追い続けるぐらいの人でなければ、成功することはないと言っていい」 とし、この30年近い幸福の科学グループの発展は、万の単位のアイデアによって支えられてきたと語った。

経営者自身もイノベーションが必要

企業経営において、特に重要視されるのがイノベーションだ。会社が大きくなるにつれて、財務や人事、リスクマネジメントなど、規模相応の仕組みをつくらなければいけなくなる。

このイノベーションに関して、大川総裁は、経営者自身の成長という観点から、 「熱心さを超えて、やはり使命感を持たなければいけない」「過去の成功、失敗をいろいろ踏まえた上での経営理念が出てくると思います。経営者は、それを絞り出して、結晶化させねばならないのです」 と説き、ミッション経営への脱皮について強調した。

本法話では他にも、マーケティングに役立つ勉強法やマスコミのブラック企業批判をどう捉えるかなど、一代で起業して会社を大きくしていくための方法が示された。

ヒト・モノ・カネ・情報などの資源を元手にしている以上、成功を目指さなければ経営とは言えない。経営学そのものにも今、イノベーションが求められている。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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