火星の無人探査機キュリオシティが、生命がいないはずの火星から、不思議な画像を次々に地球に送ってきている。葉巻型UFOに見える物体が火星の地平線の向こうに消えていく様子を写した画像が、このほど公開され、ネットで話題になっている。

「火星の葉巻型UFO?」

http://mars.jpl.nasa.gov/msl/multimedia/raw/?s=613&camera=NAV_RIGHT

UFOが写っているとされる画像は、米航空宇宙局(NASA)が公開しているもののうち、キュリオシティの右のナビカメラが4月28日に、およそ10分間に連続で撮影した5枚だ。葉巻型UFOは地面に垂直な姿で登場し、写るたびに少しずつ高度を下げていき、垂直に地平線の下に消えた。周囲の星はこの間にほとんど動いておらず、巨大な恒星が写ったわけではないことが分かる。

この画像に着目したUFO学者のスコット・ウォーリング氏は、画像を紹介した動画の中で、「火星の衛星の可能性も考えたが、この形ならば回転しているはずなので、違うようだ。NASAに説明を求めているがまだ回答がない。どんな答えが返ってくるのか、楽しみだ」と語った。

NASAはこれまで、火星にかつて水が大量に存在したことや、「火星の環境でも生き残れるかもしれない」微生物などを公表しているが、火星に生命が存在するとは主張していない。

だが、「火星に生命が存在するのではないか」という声は多い。これまでにも、火星から送られてきた画像には、小動物のようなものや、CDのように見える物体など、生命や文明の存在を感じさせるものが数多く写り込んできた。3月にも、十字架のようなものが写った画像が、「キリスト教徒の墓のようだ」と注目された。

大川隆法・幸福の科学総裁はこれまでのリーディングで、宇宙の様々な惑星に知的生命体が存在することを明らかにしている。また、宇宙船に乗って地球に飛来している宇宙人がいることや、火星の地下に現在も知的生命体が存在することなどを明かしている。

有人での火星探査や火星への移住は、各国が宇宙開発の目標としているが、日本は最近やっと、火星有人探査の意思表示をしたばかり。アメリカは2030年代半ばまで、中国は2050年代を目標に、有人での火星探査計画を表明している。NASAはこの6月中にも、有人宇宙船が火星で着陸する際の装置を実験するという。遅れを取り戻すためにも、日本も宇宙開発をもっと進めなければいけない。(居)

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