2014年3月号記事

山口敏太郎のエックス-リポート

No. 021

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『図説 世界の地獄案内』(笠倉出版社)、『放送禁止のヤバイ話』(ダイアプレス)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

日本が2007年に打ち上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」が撮影した映像の一部が当時公開された。しかし、意図的にカットされた尺がかなりあったと言われている。

さまざまな説があるが、宇宙人の基地らしき建造物や、巨大なUFOが月面近くを飛行する様子なども映っていたとされる。

他にも気になるのは、「かぐや」が08年5月に撮影した、深さ80~90メートル、直径最大70メートルの巨大な縦穴だ。地下洞窟につながりうるこの穴の調査は、その後どうなったのであろうか。

この穴は将来、人類が月面で活動する際に、昼夜の温度差をかわしたり、隕石の衝突や宇宙から降り注ぐ放射線から身を守るための地下シェルターとして利用できるかもしれないと期待された。

しかも、この穴は地下の巨大な溶岩洞への入り口である可能性もある。すでに先住者がいたのであろうか。

月面を周回する「かぐや」