早稲田大学の学園祭(早稲田祭)で、11月3日、「未来を拓く究極の自己実現」と題して釈量子党首が講演した。会場には学生を中心に約200名が集まった。

釈党首曰く、未来を拓く究極の自己実現のために必要なものは、「心の力」だという。

釈氏は、「心の力で運命の輪を回すことができる」と、病床で誓った夢を叶えた人や、大きなチャンスをつかんだ人、長年の思いを実現した人の事例を紹介。彼らに共通する「運命の輪を回すための方法」として、(1)好きなものや人から褒められたことを大切にする、(2)将来やりたいことのために今種をまく、(3)将来やりたいことを心に描き続ける、(4)努力精進する、の4点を挙げた。

また、「抑えても抑えても湧き出てくる思いこそが天命」と、自身の経験を振り返り、長期的に自分の「思い」が実現していると踏まえて、「心の力」の大切さを語った。まさに宗教政治家だからこその話だ。

また、長年学生と接し、多くの悩みを聞き、解決してきた経験から、「若い人にとって男女関係は一大問題」と、若者向けに「恋愛論」についても語った。ここで女性の生き方について言及した釈氏は、男性のプライドを傷つけがちなアメリカ型の女性の生き方ではなく、日本から新しい女性の生き方を作る決意を述べた。

さらには、「失敗しない経営者は時間から始まる」というドラッカーの言葉を引き合いに、20代の時間の使い方についてもアドバイスした。釈氏は、20代に入れた情報は深く潜在意識に残るため、「読書など未来に向けた投資をすることで、30代、40代で差が出てくる」と述べた。通学する電車の中で司馬遼太郎や塩野七生の著作を読み、悩んだら本屋に行く習慣があった自身のエピソードも披露した。

講演の最後には、「若い世代には大人の背を乗り越えて、世界レベルの活躍をしてほしい」と期待を込めて語った。

その後の質疑応答では、「学生時代にやっておくべきこと」「2020年の東京オリンピックに向けて日本が目指すべき方向」「就職活動を控える女子学生へのアドバイス」「釈党首の普段の勉強」について答えた。特に東京オリンピックについては、「世界に向けて日本を発信するチャンスにしたい」「リニア新幹線の開通をオリンピックに間に合わせ、経済波及効果を日本全国に広めたい」と語った。さらには、東京とニューヨークを2時間で結ぶ「スペース・プレーン」の開発など、明るい未来ビジョンを明らかにした。

個人でも国家でも、「心の力」と使うことで、明るい未来を切り拓いていくことができると熱弁した釈量子党首。日本の政治を変える「ザ・ダイヤモンド・レディー」の活躍から今後も目が離せない。(飯)

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