2013年10月号記事

本誌編集長が聞く1300冊の衝撃(1)

自分が霊言やられたら困っちゃうな

ガチンコ対談

月刊「WiLL」編集長

花田紀凱

(はなだ・かずよし)東京都出身、東京外国語大学英米科卒。「週刊文春」編集長や「uno!」編集長などを経て現職。(写真左)

本誌編集長

綾織次郎

(あやおり・じろう)鹿児島県出身、一橋大学社会学部卒。産経新聞社を経て、幸福の科学に入局。(写真右)

今、大川総裁の書籍のなかで特に注目されているのが、続々と発刊される「霊言」本だ。各界の有名人の守護霊を呼び出し、その本心を明らかにするという前代未聞の手法は、マスコミ関係者にも衝撃を与えている。保守系言論雑誌の月刊「WiLL」編集長を務める花田紀凱氏に話を聞いた。

花田編集長(以下、花) :最近、「大川談話」っていうのが出ましたね。編集部の若い者が読んで「その通りだ」と言っていましたよ。

綾織編集長(以下、綾) :そうでしたか。編集長は?

:まあ、河野・村山談話より、大川談話の方がよっぽどいいと思いますよ。河野・村山談話を改定するとなると抵抗が多いから、結局、新しく「安倍談話」を出すしかないんですよ。

:大川総裁の書籍についてはどう思っていますか。

: ジャーナリスティックですよね。絶妙のタイミングで出てくる。 総裁が考えているなら、そういうセンスがある。我々がやりたいと思っているようなことを霊言にしてるんですから。