中国や北朝鮮の軍事的脅威が高まることをいち早く指摘し、国難の招来を説いた大川隆法・幸福の科学創始者兼総裁。年間100冊を超えるペースで書籍を刊行しているだけでなく、その内容が政治経済から霊界、宇宙、心の教えまで多岐にわたり、しかも、「霊言」という形で、無数の霊人が登場するため、ややイメージがつかみにくくなっている。

そこで大川隆法総裁の「政治革命家」としての側面に注目し、その実像に迫ったのが『政治革命家・大川隆法』(大川隆法著、幸福の科学出版刊)だ。

先月に発刊された『素顔の大川隆法』に続く、インタビュー第二弾。22日に全国書店で発売される予定だが、14日から一部書店で発売されている。

同書では、幸福実現党を2009年に立党した趣旨から、日本に宗教政党が必要である理由、そして、年金や増税に関する問題や国連の改革の必要性まで、触れている。

「時代のデザイナー」として、この国を、この世界を、どの方向に導こうとしているのかが平易に語られた貴重な一書だ。

なお、「革命」という言葉について、大川隆法総裁は、同書の中で「幸福実現党は『幸福実現革命』と言っていますが、これは、共産主義革命のような、反対する者たちを皆殺しにするような革命を言っているのではありません」と説明している。

暴力を肯定する意味での革命ではなく、言論を武器に、真っ当な政治活動を地道に展開することで、「自由の創設」をするという意味での「革命」だということだ。

日本の政治が、単なる権力闘争としての政治に堕ちて長い年月が経ち、今やそれが当たり前になっている中、幸福実現党が国民を幸福にするための思想をもって戦おうとしている点、ある意味で衝撃的とも言えるインタビューだ。

【関連書籍】

幸福の科学出版『政治革命家・大川隆法』

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=982

アマゾンの同書紹介ページ

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