7月の参院選で、大きな争点の一つとなるのが「憲法改正」だろう。この最重要の論点について、天上界に還った2人の東大教授が、霊界からメッセージを送ってきた。その内容が収録されたのが、28日に全国で発売される『憲法改正への異次元発想 憲法学者NOW・芦部信喜元東大教授の霊言』と『スピリチュアル政治学要論 佐藤誠三郎元東大政治学教授の霊界指南』(いずれも大川隆法著)の2冊である。

1999年に他界した芦部氏は、生前、護憲派であり、現在の法曹界に大きな影響を与えている。だが天上界に還った芦部氏は、生前を振り返り、「護憲」が当時の世界情勢に縛られたものであることを踏まえ、こう語っている。

「それぞれの時代に合った『国民の幸福』を求めていけばいいのであって、法律なんていうのは、そのお手伝いをすればいいものなんです。憲法や法律が先にあって、人間は全員、その奴隷にならなければいけないような理由は、全然ないと思いますね」

また、同じく99年に他界した佐藤氏は、生前、保守の論客として大平内閣や中曽根内閣のブレーンを務めた人物。現在の中国と北朝鮮の脅威にふれ、こう警鐘を鳴らす。

「『憲法九条改正』には、議論の余地などない。これは、『国家であるか、国家でないか』の"国民投票"ですよ。『日本は国家であるべきか、あるべきでないか』、その二択です。『国家であり続けたいか、(中国の)属州になりたいか。どちらかを選べ』ということです」

7月の参院選では、各政党が、自分たちの票につながるテーマを争点化する一方、票につながらなかったり、党内がまとまっていないテーマについては、言葉を濁して明言を避けることが予想される。だが、中国や北朝鮮の脅威が目前に迫る中、各党のお家事情に関係なく、今回の選挙で必ず争点にしなければならないのが「憲法九条の改正」だ。

現在、野党の間では護憲や道州制を目指した改正論などピントがずれた議論が横行している。また自民党は、憲法改正の手続きを定める96条の規定を緩和した後に、9条に着手する戦略のようだが、そんなのんびりした姿勢では、国を危うくすることを理解すべきだ。

上記の2冊は、日本の未来を正しい方向へと向かわせるためにも、参院選を前に、有権者のみならず、出馬するすべての候補者、各マスコミ関係者にとって必読の書である。

【参考書籍】

幸福の科学出版HP 『憲法改正への異次元発想 憲法学者NOW・芦部信喜元東大教授の霊言』

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=953

アマゾンの同書紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863953313/liberty0b-22/

『スピリチュアル政治学要論 佐藤誠三郎元東大政治学教授の霊界指南』

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=952

アマゾンの同書紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863953321/liberty0b-22/

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