大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁のエル・カンターレ祭大講演会「地球的正義とは何か」が5日開催され、全国・全世界の約3500カ所に同時衛星中継された。

エル・カンターレ祭とは、1年の終わりに際し、地球神エル・カンターレへの感謝を捧げ、仏国土ユートピア建設の誓いを新たにする祭典。本会場の東京国際フォーラム(東京・有楽町)には会社帰りのビジネスパーソンも多く参加し、会場は満員となった。

講演で大川総裁は、世界が「正義」について混沌とした状況に向かっていると指摘。日本の民主党政権については「民主党は『決断できる政治』を掲げているが、十二分に決断して、日本を悪い方向に引っ張って行きました。もう、決断しなくて結構。『決断できる政治』ではなく、『反省できる政治』に転換していただきたい」とし、野田首相についても厳しく批判した。

また、北朝鮮や中国の政府が自国の国民の幸福を無視した政治体制を敷いていることを、強く非難。北朝鮮の軍事的脅威に瀕しながら日韓関係を悪化させている韓国に対しても、日米同盟を基軸に韓国を守ってもらいたいなら、日韓関係を良好に保つ努力をすべきだと諭した。

日本のマスコミに対しては「神や仏、霊、あの世を否定する方向に言論を抑制するなら、中国や北朝鮮の政治体制に屈しているのと同じ。神仏の目から見て正しいかどうかを見て政策を判断し、国の方向も判断せねばならない」と呼びかけた。

最後に大川総裁は、次のように全世界に向けて獅子吼し、講演を締めくくった。

「私の指差す方向に、地球の未来は必ず開けていきます。我らは地球的正義を確立するまで、この戦いをやめることは断じてありません」

講演を聴いた男子大学生は「大川総裁が、公の場で、リスクもある中、堂々と意見を語られる、その勇気や気概に感動した」と息を弾ませながら話した。

世界に向けて正しさを発信し続ける大川総裁の言葉こそ、「地球的正義」を打ち立てるための道標である。混迷を深める日本と世界は、ワールド・ティーチャーの指差す方向に目を向けるべきだ。

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