ニューヨークで開かれている国連総会における、野田佳彦首相の一般討論演説(26日=現地時間、以下同)で、場内に空席が目立った様子は日本のテレビでも映った。前日の米オバマ大統領の演説がほぼ満席だったのと大違いである。さらに27日夜には中国の楊潔篪(チ)外相が一般討論演説で、日本を名指しで強く非難。3者の国連演説を比較しながら、日本政府の外交発信に何が欠けているか考えてみた。

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