米国、日本、カナダ、中国、インド5カ国が協力してハワイに建設する世界最大の次世代天体望遠鏡「Thirty Meter Telescope(=30メートル望遠鏡;略称TMT)」について1日付日経新聞が報じた。宇宙の成り立ちを解明し、宇宙空間を満たす「暗黒物質」についても調べる予定。2021年度の完成を目指す。

TMTは直径30メートルの反射鏡を持ち、現在世界最大級の米ケック望遠鏡の10メートルを上回る。

望遠鏡の建設費用1500億円を一国で賄うことが難しいため、宇宙観測で先を行く日米と、経済力をつけた中印が協力する形になった。日本は望遠鏡のうちの反射鏡部分を担当し、国立天文台や企業が、小型の反射鏡を492枚組み合わせて一枚の鏡を作る。米国は観測カメラや駆動装置、中印は周辺機器を担当する予定。

地上からの観測では大気によって天体の像が乱されるが、この「乱れ」を補正する技術である補正光学を用いることで、TMTは赤外線観測においてハッブル宇宙望遠鏡の10倍以上の解像度を得ることができる。

また、TMTは8.2メートルの反射鏡を持つ日本のすばる望遠鏡の4倍の解像度を持っているため、すばる望遠鏡は129億年前の銀河まで観測できるが、TMTは137億年前にできた銀河の星を観測し、「宇宙の始まり」を解明することを目指すという。生命体が住む惑星の発見も期待されている。

近年、UFO(未確認飛行物体)の目撃が日本でも多数報告されている。それらの中に、他の惑星から来た宇宙船があり、彼ら"宇宙人"と直接交流するようになれば、地球人が彼らの星に直接行けるだけの宇宙航行技術を手に入れることも現実になるだろう。

宇宙人といえば、10月6日にはさまざまな宇宙人が登場する映画「神秘の法」(製作総指揮・大川隆法、幸福の科学出版作品)が全国の映画館で上映される。

世界では宇宙人の研究や宇宙人・UFO関連の情報は当然のごとくマスコミ報道されている。日本人もそろそろ「宇宙人は常識」と考えるべきだろう。近い将来の「宇宙人との遭遇」に備え、これまでの常識を一度根本からひっくり返すためにも、ぜひ一度、映画「神秘の法」を観ていただきたい。(居)

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2012年10月号記事 宇宙人が常識になる日―近未来映画「神秘の法」が扉を開く

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4766

2012年8月15日付本欄 【海外メディア】オバマ大統領「火星人とコンタクトしたら知らせて」

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4709

【参考動画】

You Tube 映画「神秘の法」予告映像

http://www.youtube.com/watch?v=dTQfXP7HPS0