釈量子の志士奮迅 [第7回]

釈量子の志士奮迅 [第7回]

 

2012年10月号記事

 

第7回

釈量子の志士奮迅

世の中は変えられる!

 

青年局長 兼女性局長

釈量子 (しゃく・りょうこ)

1969年東京都生まれ。國学院大學文学部史学科卒、大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。釈量子公式ブログ http://shaku-ryoko.net/

 

 

[第7回] 日米分断を図る中国の「日本弱体化工作」を警戒せよ

 この夏、「脱原発」「オスプレイ配備反対」など世論がさらに左傾化した感があります。しかしこれこそ、中国の巧みな日本弱体化、日米分断工作工作であるとしたら、どうでしょう?

 現在の中国共産党政府は建国直後から強力な対日工作を開始しています。1949年11月、北京で開催された「世界労連アジア・大洋州労働組合会議」で、すでに「日米分断」の方針が出されています。当時、米軍の占領下にあった日本を「米帝国主義の砦」と見なし、「日本人民」による反米・反政府闘争を支持して、日本共産党を中心とする革命政権の樹立を目指す、というのです。

 1950年、抗日戦争記念日の「人民日報」では、「日本人民よ、団結せよ」「米帝国主義とその走狗に対して断固戦え」と檄を飛ばし、結果、マルクス主義や中国やソ連にシンパシーを持つ多くの日本人が、激しい反米・反政府闘争を行いました。

 この背景にあったのは、米国の東アジア政策の転換です。米国は、日本の弱体化を目的とした占領政策を持っていましたが、共産中国の誕生によって日本を「反共防波堤」と位置づけ、日本は無自覚のまま、米国とともに中国の「敵国」と認識されたのです。

 

 

「日本人民」でも違和感ない民主党

 その後、中共は深刻な経済状況を打開するため、反米・反政府闘争路線から「貿易の発展と文化交流」へと対日工作を戦術的に転換。工作の対象を民間人、財界、政界へとシフトしながら、「日中国交正常化」に勝利し、硬軟取り混ぜた巧みな外交で現在に至ります。しかし内実は、強烈な中華思想を持ってアジアから米国を追い払い、自らが君臨するという考えを崩してはいません。米ソ冷戦崩壊後も「中国vs. 米・日」という冷戦構造はそのまま残っており、今も中国はこれに勝利することを国家目標としているのです。与党時代の自民党の議員は中国工作員に切り崩され続け、民主党政権になってからは、安保闘争に青春をかけた世代が「日本人民」と呼ばれても違和感なく、日米分断、日本弱体化に動いています。中国に対する贖罪意識や親中国感情がマスコミにも国民にもすっかり浸透しています。まさに中国の工作の効果を証明していると言えるでしょう。

 致命的なのは日本に危機感がないことです。日本から米軍基地を追い出し、原発ゼロを喜ぶ「日本人民」は、中国の核ミサイルが日本の主要都市に向けられているという事実が明かされても、見て見ぬふりをするのでしょうか。

 

釈量子の本

猛女対談

腹をくくって国を守れ

著者 大川隆法

定価 1,365円

幸福実現党出版刊

 

 

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タグ: 2012年10月号記事  釈量子  幸福実現党  猛女対談  脱原発  オスプレイ  民主党  反米・反政府闘争路線  

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