2012年5月号記事

米大統領選挙に向けて、共和党の公認指名争いが続いている。3月6日は10州で一斉に予備選挙や党員集会が行われる「スーパー・チューズデー」だったが、代理人数で首位のロムニー前マサチューセッツ州知事が6州を制し、公認指名にまた一歩近づいた。

本誌は先月号で、2位につけるサントラム元上院議員は、ロムニー氏の副大統領狙いだと明らかにした。ここにきて、「ロムニー・サントラム」のコンビが共和党の正式候補になる可能性が高まってきた。

2月発表のフェアリー・ディキンソン大学の調査で、副大統領にしたい人物は、サントラム氏が2位だった。選挙戦の善戦で知名度を上げているのが主因で、このままいくと、サントラム氏が副大統領候補になる可能性も出てくる。