2006年7月号記事

見えてきた 靖国・  竹島問題の深層

中国・韓国にどう向き合うか

靖国や竹島問題で中国・韓国との首脳会談が開かれず、「日本はアジアで孤立している」という声があがっている。だが問題点を考えてみると、中韓の靖国参拝批判は国際常識を逸脱した内政干渉といえるし、竹島をめぐる韓国の主張は国際法上成り立たないだろう。東アジア、ひいては世界の平和と繁栄のためには、軍備拡張に励む中国にどう向き合うかという問題から目をそらすことはできない。