2011年11月号記事

激白! 幹部・人事が語る

「リストラ候補」はこんな人

一般社員編

「努力のレベルが低い」

(広告業人事課長・40代)

企業がリストラしたくなるのは、「自分の視野しか持っていない人」。 ある若手の営業が、「がんばってお客さんのところに通いつめても、ぜんぜん成果が上がらない」と頭を抱えていた。

「どれぐらい通ったの?」と尋ねると、胸を張って「1週間です!」って。だから、彼には、資産家の自宅前に100日間立ち続けて10億円のお金を預かった、大手証券会社の伝説の営業マンの話をしてあげた。

大抵、成果が上がらない人は、「努力してます」「本気でやってます」と言う。嘘ではないでしょうが、努力や本気にもレベルの幅がある。

また、働く上で大事なのは「当事者意識」。その幅と深さによって、責任を感じる範囲が決まる。 どんな立場でも幅広く問題意識は持てるし、どんな提案もできる。 経営幹部は常にそういう人材を求めている。

特集 リストラ危険度診断

君のは仕事じゃない!

「リストラ候補」はこんな人─リストラ危険度チェックシート(1)
【「リストラ危険度」チェックシートほか】

激白! 幹部・人事が語る「リストラ候補」はこんな人─リストラ危険度診断(2)
【一般社員、中堅社員、管理職ごとの「リストラ候補」はこんな人】

リストラ現場の実態を聞く! ─リストラ危険度診断(3)
【田邉友昭氏インタビューほか】