2011年8月号記事

小山信康(こやま・のぶやす)
1976年生まれ。中央大学卒業後、IR(投資家向け広報)専門印刷会社に入社。退社後、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士などを取得。株式や投資信託・生命保険などの金融商品から奨学金、相続に関する相談や講演を精力的に行う。著書は、『最新図解 投資のカラクリ』(彩図社)、『お金持ちは2度「カネ」を生かす!』(経済界)など多数。

お金持ちは2度「カネ」を生かす!
小山信康著

権利を主張する貧乏人

義務を意識するお金持ち

お金持ちになっていく人と、そうでない人を分けるのは、お金持ちの存在を見たときに「自分と違う世界の人間だ」と思うか、それとも「同じ人間なのになぜ差があるのだろうか」と疑問を感じるかどうかだと思います。

「どうやったら自分もあんなふうになれるのか」と考える人は、すでに自分自身の問題として捉え始めています。そして、「自分もなりたいな」ではなく、お金持ちになることを当たり前のラインに設定して、努力をしているのです。

お金持ちは

パブリック意識が高い

お金持ちになれない人は、自分の器を小さくするような考え方をしています。