2020年8月号記事

ニュースのミカタ 3

政治

黒川検事長問題で見せた法律家としての醜態

情けない検察庁!

東京高等検察庁の黒川弘務検事長が、賭けマージャンをしていたことを週刊誌に報道され、5月下旬に辞任しました。

黒川氏は「武士は弁明せず」とばかりに沈黙を守っていますが、辞任にまで追い込まれるほどの悪を犯したのでしょうか。

法務省の調査によれば、掛け金は「1万円から2万円程度」。これはほぼ学生マージャンのレベルであり、一般的なサラリーマンの水準にすら達していません。仮にこれが賭博罪違反だとするなら、全国の大学生はもちろん、1千万人は優に超えるであろうサラリーマン諸氏を逮捕しなければいけなくなります。