2020年3月号記事

No. 089

山口敏太郎 X report

テレビなどで活躍する超常現象コメンテーターが
宇宙人、UFO、その他の超常現象をジャーナリスティックに検証する。

山口敏太郎

(やまぐち・びんたろう)1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオに多数出演。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

2019年11月26日の午前8時半、米ワシントンD.C.の防空エリアに正体不明の物体が侵入したことが確認された。一時、ホワイトハウスと国会議事堂は閉鎖され、戦闘機とヘリコプターが出動する事態となった。

この際、ホワイトハウスの敷地に隠されていた防空システムが確認され、注目を集めている。CBS NEWSがツイッターで公開した写真には、領空侵犯の一報を受けて姿を現した防空ミサイルが写っていた。

今回、領空侵犯した飛行物体はかなり大きく、空中停止していたようだとFOXニュースは報じている。最終的に北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、飛行物体を「飛行機」として識別したと発表した。国会議事堂警察はCNNに対し、気球か鳥であった可能性があると語っており、正体は不明のままだ。

しかし鳥や気球、ドローンであれば、これまでも何度か検出されており、ここまでの防衛システムが発動されたことはないだろう。そのため一部からは「地球上の物体ではなく、UFOであったため、捕捉も撃墜もできず、公式発表ができなかったのでは」と指摘されている。

次ページからのポイント

発光体を投下するUFO!?

技術者の元を訪れたエイリアン

「火星に昆虫がいる」という発表