未来産業学部の源流としての錬金術 【HSU・志波光晴氏の連載「錬金術について」】

 

HSU 未来産業学部プロフェッサー

志波 光晴

プロフィール

(しわ・みつはる)1957年、福岡県生まれ。神奈川大学経済学部経済学科卒業後、プラントメンテナンス会社、非破壊検査装置会社で働く中で理科系の研究者になることを決意。放送大学教養学部で理科系を学び、東京大学先端科学技術研究センター研究生を経て、東京大学工学部より工学博士を取得。東京大学先端科学技術研究センター助手、(財)発電設備技術検査協会鶴見試験研究センター研究員、(独)物質・材料研究機構上席研究員を経て、2016年よりHSU未来産業学部プロフェッサー。専門は、材料工学、非破壊検査、信頼性評価。著書に「環境・エネルギー材料ハンドブック」(オーム社)など。

読者の皆様の多くは、「錬金術」という言葉について、聞いたことがあるのではないかと思います。

 

これは、材料開発にも深く関係する言葉です。例えば、科学雑誌「Newton(ニュートン)」の2014年11月号の表紙には、私が以前勤めていた国立研究所「物質・材料研究機構(NIMS)」の研究プロジェクトの紹介として、「現代の錬金術-新材料をつくりだせ!」というタイトルが使われていました。また錬金術は現代科学の源流に位置し、化学(Chemistry)の語源にもなっています。

 

一方現在では、「鉛を金に変える技術である」とか、「怪しい手品的なことをしてお金儲けをする」といった意味にも用いられており、なんだか怪しい魔法の世界のように感じている方も多いのではないかと思います。

 

ところがよく調べてみると、錬金術とはアトランティス時代の科学技術の伝承のようであり、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の未来産業学部とも深い関係があることが分かりました。

 

2016年にNIMSから開学2年目のHSUに来て、研究室を始めた時、私の専門が材料だと聞いた宇宙工学研究会(以下、宇宙研)の学生たちが、「錬金術の研究をやりたい」と言ってきました。そのため、宇宙研の中に錬金術班ができました。

 

また、HSU人間幸福学部にヘルメス文書専門家の田代英樹先生がいらっしゃったことから、田代先生のご指導も受けながら、HSUに来てから錬金術の研究を始めました。

 

本連載は、HSUの錬金術サークルの活動と本年卒業した学生の卒業論文を基にまとめたものです。本記事では、「未来産業学部の源流としての錬金術」と題して、錬金術を紐解いてみましょう。

 

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