住宅ジャーナリスト

榊 淳司

プロフィール

(さかき・あつし)1962年、京都府生まれ。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。1980年代後半からマンションの広告制作や販売戦略立案などを手がけ、現在は住宅購入セミナーを開催するほか、新聞や雑誌などに多くの記事を執筆。著書に『すべてのマンションは廃墟になる』(イースト新書)など多数。

子育て世代の悩みの1つが、住環境です。代表的な悩みは、「職場から遠い」「高い」「狭い」です。

本誌6月号の特集「教育・住宅費は2千万円安くなる」では、住宅の悩みを解決する方法について考えました。

その中で全国的に問題となっているのが、空き家です。総務省の調査によると、2013年の時点で、国内の住宅総数に占める空き家の割合は、13.5%。今年9月に発表される最新の調査では、18%になるとの予測もあります。

本誌6月号の特集では、住宅ジャーナリストの榊淳司氏に、中古住宅市場を活性化させる方法と空き家問題について聞きました。本記事では、本誌で紹介しきれなかったインタビュー内容を掲載します。