データの改ざんを謝罪する神戸製鋼の川崎博也社長(中央)ら。写真:ロイター/アフロ

2018年2月号記事

ニュースのミカタ2

経済

相次ぐ製造業の不祥事

今必要な「二宮尊徳」精神

日本の製造業の信頼を傷つける不祥事が続いています。

日産やスバルでは、無資格の検査員が完成車検査を実施。日産では、38年間続いていました。

神戸製鋼グループはアルミや銅製品などのデータを改ざんし、納入先は約500社に達しました。改ざんは10年以上、組織ぐるみで行われていました。

三菱マテリアルの子会社ではゴム製品などで、東レの子会社ではタイヤ用の繊維製品でデータを改ざんしていました。