北朝鮮は29日未明、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と見られるミサイルを1発発射しました。ミサイルは、青森県沖合約250キロメートルの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下しました(29日付本欄「知っトクNews」参照)。

今回のミサイルで特に注目されているのが、その高度が今までで最も高い4475キロだったという点です。7月4日に発射されたICBMの高度は2802キロ、7月28日に発射されたものが3724キロだったことを考えると、その技術が大きく前進していることが伺えます。

では、この「高度が高い」というのは、日本の安全保障にとって、いったい何を意味するのでしょうか。