24日に投開票が行われた宮崎県えびの市議選と、岐阜県海津市議選でそれぞれ、幸福実現党公認候補が当選を決めた。同党公認の地方議員はこれで16人となる。

だるまの目を書き入れる松窪氏(左)

えびの市で当選を決めたのは、松窪ミツエ(まつくぼ・みつえ)氏。えびの市の市民図書館館長、ロータリークラブ会長、地域の農家民泊の推進など、様々な形で地域に貢献してきた。

同氏は編集部の取材に次のように意気込みを語った。

「近年、国政・地方議員の資質が問われています。市民の代表として、議員として、あるべき姿を示していきたい。北朝鮮の脅威も迫っているので、有事に向けた避難訓練やシェルターの設置なども進めていきたいです。ただ、街をつくるのは、行政や議会だけではありません。市民一人ひとりの思いが街を形づくります。市民の皆さんのご意見・ご批判を、街づくり、幸せづくりにつなげていきます」

中央の紫色の服を着ているのが伊藤氏。

海津市で当選を決めたのは、伊藤久惠(いとう・ひさえ)氏。鍼灸師などとして、地域の方々と長年接してきた。

同氏は編集部の取材に次のように意気込みを語った。

「この地域は、堤防に囲まれた輪中地帯。堤防のそばに避難所をつくったり、助け合いのネットワークを構築したりして、水害から市民を守っていきたい。また、若い人たちが減っているので、若い人たちの意見を聞きながら、街づくりに役立てていきたい。多くの皆様に支えられたので、命をかけてこの街を元気にするという形で、恩返ししていきます」

国際情勢も緊迫し、災害も増えている昨今、住民の安全を守れる地方自治がますます求められている。両議員の活躍を祈りたい。

【関連サイト】

幸福実現党公式HP

https://hr-party.jp/

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