リバティ9月号では「スマホに支配されない時間術」として、スマホ依存を脱却し、豊かな読書ライフに目覚めた学生の体験を紹介しました。

ここ最近、国内でも「スマホ断ち」のための合宿が企画されたり、スマホを触りすぎないためのアプリが提供されるなど、「スマホ依存ではいけない」と考える人の数は増えています。しかし、毎日の時間の使い方を変えるのはなかなか骨が折れるもの。挫折することも少なくありません。

今回は、20世紀初頭のイギリスを代表する作家で、「1日90分の知的生活」を送ることを勧めたアーノルド・ベネットの実体験を参考に、極端を戒め、かつ効果の高い、「知的生活」の送り方を紹介します。

いきなり「大きな変化」を求めない