日本の閣僚は今年、誰一人として靖国神社に参拝しなかった。北朝鮮情勢が緊張し、中国や韓国などとの連携が重要となる今、隣国を刺激したくないからだろう。

最近の日本外交はいつも、「相手国を刺激せず、友好関係を築いて対話する」ことを重要視している。しかしそれで、本当に外交上の問題が解決するのだろうか。

よく考えてみると、歴史に名を残す外交家は、「どんな大国の高官に対しても、喧嘩腰で食って掛かる」性格であることが多い。