福岡県・小郡駐屯地で行われた、南スーダン派遣施設隊要員見送り行事(写真は陸上自衛隊HPより)。

南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報が破棄された問題をめぐり、陸上自衛隊の制服組トップである岡部俊哉陸幕長と、防衛省の事務方トップである黒江哲郎事務次官が27日、ともに辞任することになりました。稲田朋美防衛相も、辞任する意向を固めました。

会社で言えば、日報とは、業務報告書のようなもの。PKOの活動中に、現地で何があったかが記録されています。この日報が破棄されていたはずなのに、実際には、あることが判明し、国防の責任者が入れ替わるという異常事態が起きました。組織的に日報を隠ぺいしたかどうかについて、特別防衛監察の結果が28日に公表されます。