北朝鮮情勢の裏で、密かに国産空母を進水させた中国の狙い

 

《本記事のポイント》

  • 緊迫する情勢下、中国が静かに国産空母を進水させた
  • 中国の「北朝鮮制裁」も、北朝鮮を"守る"ため!?
  • 密かに「矛(空母)」を増やし、笑顔で「盾(北朝鮮)」を守る中国

 

トランプ米大統領は、ロイター通信のインタビューに答え、習近平・中国国家主席を「友人であり優れた指導者だ」「北朝鮮問題の解決に力を尽くしてくれている」と評価している。

 

実際に習近平氏は、トランプ米大統領と会談した後、北朝鮮の石炭船を送り返すなど、具体的な行動も示している。米中貿易の不均衡を指摘されるのを恐れているとはいえ、アメリカに協調しようとする姿勢は目立つ。

 

 

静かに進水した「国産空母」

しかし、中国は「覇権を拡大し、アジアからアメリカを追い出す」という「中国の夢」に向け、着々と布石を打っている。

 

4月26日には、中国初の国産空母が進水した。念願の空母完成だが、進水式は静かに行われた。国際社会を刺激しないよう配慮したとみられる。

 

中国にとって、今回は2隻目の空母保有となるが、空母建造はこれだけでは終わらないだろう。

 

中国の軍事専門家の尹卓氏(海軍少将)は、かつて中国中央テレビにこう語っている。

 

「国家の安全と利益のために、重要な太平洋、南シナ海からインド洋にかけての海域で、それぞれ2つの空母打撃群が必要であり、将来的には5、6隻の空母が要る」

 

米ウォールストリートジャーナル(4月27日付)でも、多くの専門家が、向こう10年間で、中国はさらに5隻の建造を行うとの予想を示した。

 

空母は、いうなれば「海の上を移動する飛行場」。空母周辺の海域に対し、制海権や制空権を握れる。同領域に空母を常時展開できれば、まるでその領域に軍事基地を置いているかのような影響力を及ぼすことも可能になる。

 

空母を常時展開するには、修理や訓練などを想定して、少なくとも3、4隻は必要となる。そのために中国は現在、上海郊外で3隻目の空母を建造しているという。環球時報によると「建造中の3隻目は、(より多くの艦載機を飛行甲板に待機させることができる)カタパルトが採用される可能性がある」とのことだ。

 

 

「北朝鮮制裁」も北朝鮮を"守る"ため!?

アメリカへの協調姿勢も、覇権戦略の一部と言える。

 

岸田外相は28日、王毅・中国外相へ北朝鮮制裁の協力を依頼し、中国の役割が極めて重要と期待感を示している。

 

しかし、制裁に協力することで、アメリカに軍事攻撃を思い止まらせ、穏便に事を済ませようする中国は、北朝鮮の延命を狙っているようにも見える。北朝鮮が崩壊し、アメリカの影響力が強い韓国と隣接することを避けるためだ。

 

日本でも、「話し合いで解決を」と主張する人は多いが、まさにそれは中国の望みでもある。

 

空母という「矛」を静かに進水させつつも、アメリカに微笑みながら北朝鮮という「盾」を守ろうとする――。緊迫する情勢の裏にある、中国のしたたかな動きにも、目を向けなければならない。

(HS政経塾 山本慈)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『危機の中の北朝鮮 金正恩の守護霊霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1850

 

【関連記事】

2017年6月号 北朝鮮が戦争を起こしたら――日本の大部分はパトリオットの範囲外

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12911

 

2017年4月11日付本欄 トランプが北朝鮮を攻撃する日、日本が覚悟すべき3つのこと

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12841

デイリーニュースクリップをカテゴリ別に見る

世界政治経済テクノロジー社会自己啓発スピリチュアル思想・哲学その他

ようこそザ・リバティWebへ

大川隆法 大講演会
「未来への希望」

お申し込み

ウェブ予約を受付中

詳細をお送り致します
(自動返信)


上記のフォームから、本会場・広島県立文化芸術ホール(上野学園ホール)へのウェブ予約ができます。参加対象は、以下の条件を満たす方です。

※広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県にお住まいの方。

※幸福の科学 未会員

※会員の方は所属の支部でお申込みください。

※同伴されるお子様は「小学生以上」とさせていただきます。

※既に入場チケットをお持ちの方、支部経由で予約済の方は、申込の必要はございません。

※18歳未満の方は保護者の承諾を得た上で、保護者同伴にてお申し込みください。保護者の方の登録もお願いいたします。


講演会のウェブ予約は 1月24日(木) 12:00 まで受け付けております。

メールアドレス入力(空メール送信)時点では、まだ予約は成立しておりません。

受信制限をしている方は hsmail.org からのメールを受信できるよう設定してください。

QRコードを読み取り、そのまま空メールを送信いただいても結構です。

月刊誌最新号
ザ・リバティweb無料メルマガ「お試し☆ニュース・クリップ登録
Other Languages
ザ・リバティweb Twitter
ザ・リバティweb Facebook
「THE FACT」 マスコミが報道しない「事実」を世界に伝える番組-YouTube
ザ・リバティWeb YouTubeチャンネル

Menu

Language