ロンドン中心部の英議会議事堂の近くで起きたテロから約1週間が経ちました。

ロンドン警視庁は、容疑者と刺された警官を含めて4人が死亡し、40人が負傷したと発表しました。実行犯がイスラム過激派思想の影響を受けて犯行に及んだとみて、大規模な捜査を展開しています。

ヨーロッパ諸国では、イスラム過激派によるテロ事件が起きるたびに、イスラム系移民排斥の動きや極右政党が勢いづきます。しかし今回のテロの後には、イスラム教徒を排斥する動きを抑え、連帯を促進する動きが起きています。