70億の世界人口のうち、約9億人の人口を有するヒンドゥー教。その多くがインド・ネパールに集中し、ヒンドゥー教徒は、インド12億人の約8割、ネパール2500万人の約9割を占めます。

そんな巨大宗教であるヒンドゥー教ですが、「たくさんの神様がいることは知っているけど、よく分からない不思議な宗教」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

本欄では、「カースト」という観点から、ヒンドゥー教を考えてみたいと思います。