3日付けファフィントンポストコムによると、1月31日に、アメリカ全土の雪雲の様子を米航空宇宙局(NASA)が衛星写真を公開、アメリカの3分の1が分厚い雪雲に覆われていることが分かった。

画像を見ると、アメリカ全土が雪雲にすっぽりと覆われ、陸地も海も見えなくなっている。

1月末からアメリカでは全土で寒波が吹き荒れており、深刻な雪の被害が出ている。飛行機は国内外便合わせて5000便が欠航。

この大雪に「地球温暖化」よりもむしろ「地球寒冷化」ではないかとの声もあがっている。にもかかわらず、地球温暖化を主張する環境活動家アル・ゴア元副大統領は、「現在の気象条件は地球温暖化を否定するものではない」とかたくなに否定(ワシントン、CNN)。その根拠は、地球温暖化により空気中の湿度が上昇すると降雪量が増える可能性があるのだと述べているという。

この期におよんで“苦答”のように思えるが、全米を覆う分厚い雪雲を見て、寒波が一刻も早く去ってほしいというのがアメリカ国民の切なる願いであろう。(ア)

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