2016年12月号記事

HSU論壇

未来への貢献 第15回

今こそ求められる「宗教絶対必要論」

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)
人間幸福学部プロフェッサー

金子 一之

(かねこ・かずゆき)1964年生まれ。駒澤大学経済学部経済学科卒業。1990年より幸福の科学に奉職。指導局、支部長、書籍編集部、メディア文化事業局、総本山・那須精舎館長などを経て現職。主な著書に、『「自分の時代」を生きる』(幸福の科学出版)、編著に『HSUテキスト1 創立者の精神を学ぶ1』『HSUテキスト2 創立者の精神を学ぶ2』(いずれもHSU出版会)などがある。

西欧は中世的キリスト教の呪縛から逃れて発展したと言われることがある。
しかし、宗教そのものを否定して人間は幸福に発展することができるのか。
HSUの金子一之氏が「宗教絶対必要論」を説く。

世界が最も注目しているイベントの一つは、やはり11月8日に行われるアメリカ大統領選だろう。この選挙戦の最中の10月上旬、幸福の科学グループの大川隆法総裁は、8年ぶりにニューヨークに赴き、「Freedom, Justice, and Happiness 」(自由、正義、そして幸福)という演題で、数百名のニューヨーカーを前に英語講演を行った。

そこでは、オバマ政権下での衰退傾向に触れながら、アメリカはプラグマティズム(実用主義)を超えた「新しい哲学」を持ち、世界のリーダーとして「地球的幸福」の実現という使命を担うことを訴えた。

次期大統領候補をも叱咤するワールド・ティーチャーとしての講演だったと言える。