台風16号で今年6個目の日本上陸となった。上陸数は、2004年の10個に次ぎ、観測史上2位タイ。今年は、1号の発生が観測開始以来、2番目の遅さだった。また、初めて東北地方から上陸した台風も発生するなど、「今年の台風は異例ずくめだ」と、毎日新聞(21日付)が報じた。

昨今、「異常気象」という言葉がマスコミを賑わすようになった。

日本の為政者は、古来より、天変地異が発生すると、「天意は今どこにあるのか」と読み解いていたと言われる。そこで、"気象政治学"ではないが、今年上陸した台風と、安倍政権との関係を比較してみたい。